禅の法脈をボーディー・ダルマ以前の西天の四七に迄辿れば、ナーガルジュナやアーリヤデーヴァ、サラハ(ラーフラバドラ)など、チベットで大成就者と呼ばれる祖師方が名を連ねています。そして彼らの源流を辿るとゴータマ・ブッダに遡ります。中観派や唯識も元を辿れば、ゴータマ・ブッダがデーヴァに伝えた第二、第三転法輪に由来します。
世界に多くの仏教の形があります。近年ではマインドフルネスなど、宗教色を感じさせないスタイルの瞑想が大衆に好まれる傾向がありますが、それがもし仏教と呼ばれるならば、ブッダの教えが元になっているはずです。
禅は非常に洗練された文化、芸術等を内包する世界にも稀な仏教の中の一枝ですが、デザインの美しさに、中身を問う方がだんだんと少なくなってまいりました。長く続く伝統の宿命ではありますが、これも形骸化といえましょう。
このサンガの取り組みは、禅をボーディー・ダルマの原初の禪に還元していくことにありますが、それはそのままゴータマ・ブッダが伝えていた根源的な道に繋がっていくのです。
合掌 無為
